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一般財団法人北海道公立学校教職員互助会教育講演会事業
後志教育講演会 兼 第47回後志管内教職員夏季研修会
今回は200名の参加者を迎えました。
いじめ、ネット依存などの急増に触れ、「他者とどうつながるか」が現代人の大きなテーマであるとして、表現力の重要性を指摘し、傾聴、共感、表現の三点を挙げられ、傾聴と、共感の実技体験をしました。
表現力を伸ばす条件として、「学級経営を通じて受け止めてくれる聴き手を育成すること」「人間の多様性を認めること」「誘い水の言葉をかけること」が極めて重要であることを説かれていtました。
後志教育講演会 兼 第46回後志管内教職員夏季研修会
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今回は作家であり、歴史の中から現代に通ずるものを好んで書いたり、お話をされておられる童門冬二氏をお呼びし、孔子の説いた「恕」についてや、孟子の説いた「忍びざるの心」のついて熱く語っていただきました。
85歳とは思えない程、お元気でご聡明な方でした。
日本の心とは論語の中にある「恕」の一字に尽きる。「恕」の意味とは、常に相手の立場に立って、ものを考えるやさしさと思いやりだとおっしゃっていました。
H24講演会の様子はこちら
講 師 : 童門 冬二 氏(作家)
演 題 :「生かそう、日本の心」
(財)北海道公立学校教職員互助会
後志教育講演会 兼 第45回後志管内教職員夏季研修会
会場いっぱい340名を越すご来場がありました。
講演では、経済アナリストらしく経済と教育を結びつけ、格差社会と新自由主義の考え方や、その考え方がいつ頃からはじまったのか、格差社会が教育格差を生みだしている現状について、わかりやすく伝えていただきました。
「子どもの将来の自立や幸せのためには、教育トレーニングばかりではなく、時間をかけて観たり聴いたり触れたりする体験的な活動を通して、思考力や判断力を身につけさせることが大切である。このような教育が強固な社会形成にもつながっていく。」と、ご自身の経験をもとに語って下さいました。
講 師 : 森永 卓郎 氏(獨協大学教授・経済アナリスト)
演 題 :「格差社会と教育と学ぶこと」
(財)北海道教職員厚生会教育活動奨励助成事業
後志管内教職員、保護者、地域住民など約280名の参加を得ました。教師は、子どもを主人公として子どものためにどうすべきかを考える教師べきだと説き、そのためには、まず、教師が変わらなければならないと力説されました。
講 師 : 秋 山 仁 氏 (東海大学教授)
演 題 :「The good teacher explains,
the superior teacher demonstrates,
the great teacher inspires.」
(財)北海道教職員厚生会教育活動奨励助成事業
例年実施している講演会ですが、今年度は講師に、「夜回り先生」として有名な水谷 修氏を迎えて実施いたしました。講師が著名な方なので、参加者が多いことが予想されたため、各種学校の教職員、教育関係機関、PTA(保護者)、一般と順次希望を募り、770名をもって打ち切らせていただきました。その後も開催当日まで多くの申込の電話が入るなど、氏の人気の高さを再認識させられました。
氏の体験から得た子どもへの理解と深い愛情、そして、確固たる指導観、加ええて「このままではいけない」という切実感が氏の体全体からほとばしり出て、その語りに聴衆は引き込まれ、中には涙しながら聞き入る方もいらっしゃいました。講演を聞きながら、演題にあるように「私たちにできること、しなければならないこと」は何かを深く考えさせられた有意義な講演会となりました。
講 師 : 水谷 修 氏
演 題 :「子どもたちは今…」
〜私たちにできること、
しなければならないこと〜
(財)北海道教職員厚生会教育活動奨励助成事業
後志管内教職員、PTA、地域住民、小中学生など約200名の参加を得ました。ダニエル氏は、高校時代の日本留学を振り返り、時代の変化とともに日本人の外国人に対する意識や考え方も大きく変化してきていることを自分の体験に基づいて述べられた。日本人も臆することなくどんどん日本語で外国人に話してほしいと述べられ、3つの心得を教えていただきました。
山形弁研究家と自称する得意の山形弁を駆使し、ユーモアたっぷりの語り口に聴衆は引き込まれ、予定時間を超えての話も楽しく拝聴できました。
講 師 : ダニエル・カール 氏
演 題 :「ふるさとの国際化」
(財)北海道教職員厚生会教育活動奨励助成事業
後志管内教職員、PTA、地域住民、小中学生など約320名の参加を得ました。宇津木氏は、選手には「挨拶、気配り、体づくり」をしっかりとさせ、勝つために明確な目標をもつことと反省することの大切さを教えてきた。宇津木氏自身は、選手に生かされているのだから、選手を生かしてあげたいという願いを持ち、そのことが監督としての役目であるし、先生という職業も同じことがいえるとお話しされました。
講 師 : 宇津木 妙 子 氏
演 題 :「夢と人生」
(財)北海道教職員厚生会教育活動奨励助成事業
後志管内教職員、PTA、地域住民、小中学生など約380名の参加を得ました。有森氏は、自分の競技人生を振り返り、子どもの頃から優秀な選手ではなかったし、これといった記録も残していなかったが、自分を信じて最善の努力を尽くしてきたことが世界的なマラソンランナーとして実を結んだことと、その影には自分を認め、励ましてくれた良き指導者がいたことをお話しされました。
講 師 : 有 森 裕 子 氏
演 題 :「よろこびを力に・・・」
(財)北海道教職員厚生会教育活動奨励助成事業
金田一氏は金田一京介氏を祖父に、春彦氏を父に持つ国語学者一家であります。講演の中で、正しい日本語だけでは日常会話ができないことや、日本人は立場や環境など話す相手との関わりによって言葉を変化させて使っていることのお話がありました。
また最後に、「先生方、自分の仕事に幸せを感じてください。子ども達を託す親は、そのような先生方を望んでいるのです」との言葉があり印象に残りました。
後志管内教職員、保護者、地域住民など300名を越す参加がありました。
講 師 : 金田一 秀穂 氏 (国語学者)
演 題 :「心地よい日本語」
(財)北海道教職員厚生会教育活動奨励助成事業
〒044−0013
北海道虻田郡倶知安町南3条東4丁目
TEL 0136−22−1337
FAX 0136−22−2681
平成30年度 後志教育講演会 兼 第51回後志管内教職員夏季研修会
□ 日 時
平成30年7月31日(火) 13:30〜15:30
□ 会 場
ホテル第一会舘プラザホール
□ 講 演
講師 文部科学省初等中等教育局視学委員
貝ノ瀬 滋 (かいのせ しげる) 氏
演題 「 子ども・学校・地域をつなぐコミュニティ・スクール 」
□ 日 程
11:00〜 準 備 |
13:00〜 受 付 |
13;30〜 開 会 式 |
13:45〜15:15 講 演 |
15:15〜15:30 閉 会 式 |
□ 参加対象
後志管内の教職員及び教育関係者、PTA会員、地域住民等
□ 講師紹介
【略歴】
○1948年生まれ、北海道出身。中央大学卒業、
○都内公立学校教諭、都教育委員会指導主事、市教育委員会参事、
○98年三鷹市立第四小学校校長、2004年三鷹市教育長、12年三鷹市教育委員長、
○13年政策大学院大学客員教授、東京家政大学特任教授などを歴任
【主な役職】
○第6期文部科学省中央教育審議会委員、同省教育再生実行アドバイザー、同省参与、
○教育再生実行会議有識者委員、三重県教育委員会教育特別顧問
○文部科学省初等中等教育局視学委員、東京都教育会会長、日本連合教育会副会長、
福島県復興教育アドバイザー
◎校長時代から学校教育ボランティア制度を立ち上げ、学校支援組織としてNPO法人「夢育支援
ネットワーク」を設立し「開かれた学校づくり」を推進
三鷹市教育長時代にコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育を三鷹市 全校に拡大
□ 主な著書
◇「子ども・学校・地域をつなぐコミュニティ・スクール」
◇「校長の実践経営術25の鉄則」、「校長の実践対話術25の鉄則」
◇「小・中一環コミュニティ・スクールのつくりかた」
「図説コミュニティ・スクール入門」等
□ 主 催
後志教育講演会実行委員会 一般財団法人北海道公立学校教職員互助会
□ 後 援
北海道教育庁後志教育局 後志町村教育委員会協議会 倶知安町教育委員会
小樽市教育委員会 後志小中学校長会 小樽市校長会
後志小中学校教頭会 小樽市教頭会 後志教育研究会
後志へき地・複式教育研究連盟 後志社会教育主事会 倶知安町PTA連合会
後志教育研修センター
H30講演会の様子(写真付き)
H30講演会の講演内容